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本日も晴天なり・・・・・・・。
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昨年暮れに秩父丸山で山登りデビュー。
冬の間、近郊の低山を少しやり、春には残雪の雪山デビュー、夏には八ヶ岳縦走を思い描き、気合十分であったのに拘らず、案の定、気が付けば半年が過ぎ、ようやく今回2回目の山行。まぁ、なにかと忙しかったしね。
ご無沙汰でした。四郎パパです。

今回は、スィートグラスでハンターテントキャビンのモニター泊をさせていただけることとなり、山登りと併せて1泊2日を友人夫妻と4人+1匹での工程となった。
GW明けの週末ということもあり、高速道路はがらがら。途中、PAで散歩休憩と取りながらも、上信越道を小諸ICで降り、市街を抜け車で30分ほど上がった黒斑山の登山口には予定より早めに到着。

しかし、寒かぁないかい、いくらなんでも。
山の標高は2400m、登山口からの標高差は大凡600mって聞いてたから、まぁ、この辺も1800mくらいあるわけだけど。
それにしても辺りの木々は、真っ白け。雪を被っているというより、凍ってるよね、これ。

辺りを霧に覆われた、しんとした空気のなか、吐く息の白さに些かの後悔を感じながらも、先ずは、いざ出発。
こらっ!四郎ぉっ!引っ張るなっ!!走るなぁ!

今回は、レインウェアなどの着替えと、お湯を入れた水筒二つに食糧と、日帰り山行の標準的な荷物量であるにも拘らず、二人分の荷物を40Lのザックに入れて担ぐと、上り始めて5分も経たずに息が上がってきた。昨年末、チャレンジした禁煙が、結局、減煙で終わってしまった後悔が重くのしかかる。ダメ、今日は。絶対ムリ。

気温はどうだろう、2~3度というところだろうか?残雪の登山道はところどころ凍っており、持参した軽アイゼンを出そうか迷う。だけど、止まってザックを下す余裕さえない。写真を撮る・・フリして休憩。





周囲の音さえも寸断するような、濃い山霧のせいで、残念ながら景観は殆ど叶わなかったけど、この時期にしか見ることのできない自然に感激・・・空気薄いけど・・きれい。




山頂へ向かう尾根に到達。「トミーの頭」で記念撮影。白霧の向こうに空中に突き出した岩影の先端が見える。ほんと、晴れてたらね、すごい景色なんだろうね、ここは。





登山口から、3時間弱。ようやく頂上へ。
運が良ければ雲上の景観を見ることのできる黒斑山の頂きも、さすがに今日は晴れずじまい。いやいや参った。途中、口を開く余裕もなかった。死ぬかと思った。
とにもかくにも荷物を下ろし、腰を落ち着ける場所を探していたその時、友人が不意に小さく声を立てたかと思うと、息を殺すように頂きから見下ろす崖を覗き込んだ。

ニホンカモシカだ。
辺りを覆う一面の白霧のなか、切り立つ天空の城壁のような斜面に凛として頭を上げ、こちらを見ている。こちらの気配に全く動じることもない。それはこの世のものではない、神がかりを感じるような居住まいで立っている。
まるで千年の昔しからそこに居て、頂きを目指して登ってくる人間たちの変わっていく様を見続けて来たような感さえする。
指先も痺れるような凍てつく寒さも一時忘れて、その姿に見入った。





黒斑山からは、浅間山の裾野を回り、スィートグラスのある北軽井沢へとつながる道があるのだけど、残念ながら今年は残雪の影響か、5月20日までは閉鎖ということで、一旦、小諸の市街まで来た道を降り、18号から中軽井沢を経由して北軽井沢を目指すことにした。

今回、3回目のスィートグラスは、GW明けの金曜日ということもあって、静かに僕たちを迎えてくれた。
チェックインを済ませ、早速、ハンターテントキャビンへ。毎回、いろんな趣きで僕たちを歓迎してくれるスィートグラスだけに、期待も膨らむ。

ハンターテントキャビンは、開放的なテントサイトを抜けて、周囲を木々に囲まれた森林サイトにあり、いつも家族連れやグループで賑わうスィートグラスとは違う静けさを感じる。



表の半屋根スペースには大型のタイヤホイールで作ったストーヴがあり、周りを切り株の椅子が囲んでいる。どんな過ごし方をするか、料理はどうしようか、団欒を過ごすのは・・思案が楽しいスペースとなっている。





奥にはテーブルがあつらえており、壁面にはちょっとした物をおける程度の棚が作ってある。ホイールのストーヴを跨いで置ける、高さ調節のできるグリル。ダッチオーブンなどを吊るす三脚台など、野趣に溢れる道具類も備え付き、見るからに楽しそう。そもそも普段、テント泊主体の僕らには、充分贅沢。



テントは、厚手のテント地を、切り出した檜の丸太で吊ったワイルドな造り。二重のスクリーンは、まだ寒さの残るこの時期、頼りになりそう。





室内に入ってみると、かなり明るいせいか、テントと聞いて想像していたような閉塞感は全くない。手前の土間部分には4人掛けのテーブルセットと薪ストーヴがあり、小上がりの部分は大人4~5人がゆったり寝れるほどのスペースと荷物置きの棚がある。



先ずは、テントに荷物を降ろす。4人分の荷物と寝床を確保した状態でもけっこう余裕。
わんこのバリケンネルも土間に設置。ドッグキャビンとは違い、放し飼いには出来ないけど、距離が近いのはいいね。



オープンスペースのセッティングは・・・これは結構悩むところ。テント内のテーブルセットもゆっくりできそうだけど、やっぱ食事は表がいいかな。調理スペースも欲しいしね。で、持ってきたテーブルを何処に置くか議論の末、ホイールストーヴをずらし、ハーフタープの奥に。





ホイールストーヴは、あくまでも焚火料理専用かな。炭床の網が低く、備え付けのグリルを使っても火が遠くなるので、炭火を使う料理は難しそう。
結局、スノピの焚火台を車から引っ張り出し、使うことにした。最終的に、テーブルから調理スペースである焚火台を挟んでホイールストーヴと丸太の椅子セット。
これはこれでね、乙なものですよ。



さて、陽も暮れかけてきたし、いそいそと調理開始。
炭の量もね、いつもより少しワイルドに。
今日は、山登りの後の遅いスタートだったので、メインのメニューはある程度、家で仕込みの効くものに。



先ずは、まだ肌寒いこの時期には外せない「きのこ汁」。地のなめこや舞茸、ごぼう、里芋なんかね、どうしてもあれやこれや具材を買い過ぎ、作り過ぎちゃうんだけど。一通りの具材を入れてしまうと、あとはストーヴの上でコトコト・・。



ダッチオーブンでは、塩豚のロースト。500gくらいの豚の肩ロースの塊を2個、塩の量は普通で、全体にまんべんなく擦り込み、今回は2日ほど冷蔵庫で寝かせて持参。玉ねぎはたくさん、5~6個。にんにくはこぶし大の一株をスライス。ネットで少し底上げしたアルミホイルの上にこれでもかと敷き詰め、表面に少しきつめに焼きを入れたロースの塊を並べる。

周りにはじゃがいも(これは小粒な新ジャガがgood)人参を敷き並べ、ローズマリー、パセリ、セロリなど香草を散らすと白ワインを1カップほど振りかけ、あとは上下中火で1時間ほどオーブンする。

調味料は肉に擦り込んだ塩だけ。しばし時間をおいてダッチから噴き出る、なんとも言えない甘味を含んだ湯気。今回は上げ際にマッシュルームを放り込んで出来上がり。

とにかく、腹減ったし、寒いし、喰うぞぉ!!

ということで、アツアツのきのこ汁の椀を一斉に抱え込む。んんっ、暖かっ!個人的には少しくたっと煮込んだ、滲みた大根が好きだけど、いやぁなに、美味いよ。

辺りもすっかり暗くなり、吊るされた電灯がタープの中、木造りの壁を照らす。真ん中の柱から張り出したランタンハンガーには、シングルマントルのガソリンランタン。タープの外の丸太椅子セットまでを暖かく照らす。

さてさて、塩豚のローストさん、お待たせいたしました。
ダッチから取り出した肉の塊に恐る恐る包丁を入れる。途端、透明の肉汁がじわっと染み出る。折角だし、ここは贅沢に2cmほどの厚みに切り分けていく、その厚切りの肉の柔らかな弾力が目で見てもわかる。

皿に、肉汁の滲み込んだタマネギ、にんにくを敷き、厚切りの塩豚を載せる。付け合せのじゃがいも、人参もちょうどいい具合に火が通って、火加減、時間ともどんぴしゃだね。
断っておくけど、別に料理ブログじゃないの。今回は、キャビンの紹介なのよ。でも、まぁ、いいか。塩豚、柔らかくて、とてもジューシー。ちょっと塩が足りなかったかな。でも、軽く熟成した肉の旨味と、野菜の甘みが溶け合って、シンプルなのに力強い。これはね、家じゃあできないよ。前にeオーブンで作ったラムのオーブン焼きもめちゃ美味しかったけど、この野趣満載のダッチ料理は、ハンターテントキャビンならではのものだね。

汁の滴る厚切り肉にかぶり付く、口いっぱいに頬張るのはね、木の匂いや夜露を運んで吹いてくる風の匂いを感じながらが一番、美味い。



お腹もいい具合に膨らんできたけど、とどめとばかりに網の上に取り出したのは、ロゴスの岩塩プレート。これ、随分昔しからホームセンターなんかでも売ってるポピュラーな代物らしいんだけど、ついこの間、神輿仲間とのキャンプで見るまで全然知らなかった。エリンギとかね、いろんな野菜を載せて焼いても美味しいんだけど、やっぱ塩といったら、タンでしょ。上野松坂屋の肉屋さんで、気合とともに買ってきた上タン。焼き過ぎは絶対ダメ。犯罪。さっと表裏に火を通し、レモン汁でいただく。どんな山に登って、体をいじめようとも、こりゃ太る一方だね。
もう食えない。ダメ、お酒も入らない。

食器の片づけもそこそこに、丸太椅子コーナーに移動。ここのサニタリーの洗い場は、お湯が出るのでね、食器も軽く拭いておくくらいで大丈夫。これは楽チンだよね。
残り炭に薪を乗せ、焚火にチャレンジするも、なかなか火は起きない。しばらく団扇片手に格闘したものの、断念。春先のオープン間もないキャンプ場の薪は、乾燥が甘いので火付きにてこずる場合が多いのだけど、スィートグラスの薪は特に立派だから、尚更苦戦を強いられる。ここでは薪は基本6本で600円。太いのも細いのも一緒。バラ買いができるせっかくの配慮を、貧乏性が祟って、太いのを寄り集めて持ってきたものだから、オレったらバカ・・・。

夜も更け、寒さも増してきたものだから、結局、火床をテント内の薪ストーヴへ移動、場所を移して暖をとることにした。
といってもね、薪ストーヴだから、炭火くらいじゃそうそう温まるものじゃない。ガンガン、薪を焚いてなんぼのものだもんね。ダメもとで、炭火の上に薪を乗せてみる。

テント内は、それでも二重構造のおかげで、外気の寒さとは全然別もの。テーブルでくつろぐのも良し、小上がりに敷き詰めたマットやシュラフの上でゴロゴロも良し。
いつもなら、ここからもうひと盛り上がり、話しに花が咲くところなんだけど、今日は暗いうちから家を出発、山登りまでしてきたこともあり、次第に行き交う言葉も減ってくる。
お休み前の歯磨きに外へ出てみると、木々の枝の間から見上げる空には、午前中の天気が嘘のような満天の星が煌めく。写真は、ごめんなさい、テントにカメラ取りに戻る気力は残っていませんでした。
それでは、電気を消して、お休みなさい・・・・。パチパチッって・・・?あれ、薪、火ぃ付いたのね。

翌朝、コーヒーの匂いとともに目を覚ます。早起き、あーんどコーヒー好きの友人にいつもながら感謝のひととき。
とりあえず目覚めのコーヒーをいただくと、わんこがね、これがもう夕べから料理にかかりっきりでろくに相手もしてやってないもんだから、発狂寸前。いや、正確にはママがね、手作りご飯食べさせてあげたし、抱っこの膝のうえで呑気に寝たりしてたのよ。でも、それはそれ、今朝は今朝だもんね。
目を合わせた瞬間「おれ?おれだよね?散歩?おれ、散歩?」絡んだ視線を離さない。

で、目の前の木立を抜けた先、キャビンから1分もかからないドッグラン・・というか、放牧場だよね、まるで。牛?いや、犬ですけど、まぁ、大喜び。よく手入れされたドッグランは、小型犬用と中大型犬用に分かれていて、柵の幅木の間隔もそれに合わせて変えてある。犬の目線で閉塞感を感じさせず、けど脱走兵もなしよ。配慮を感じます。





貸切りではないけど、予約もいらないし、広さも充分だし、オンシーズンでもそんなに混み合うこともなさそうだし、ハンターテントキャビンからはとにかく近いのがいい。

近いと言えば、ハンターテントキャビンのすぐ脇の沢を、心地よい音をたてて流れる清流。
初夏ともなれば、川辺に遊ぶ子供たちの声が絶えることのない、恰好の遊び場であるこの小川もわんこOKとのこと。



朝食は、夕べのキノコ汁の残りにうどんを入れたもの。ここはホイールストーブに炭の残りをそのままにして帰れるから、帰る日の朝も片付けを気にせず炭火を使える。

チェックアウトは11時と少し早め。テント泊の場合は、僕らの場合、撤収時間を3時間くらい見てるから、11時というとかなりプレッシャーになるんだけど、今回は調理道具や食器洗いも含めて1.5時間もかからなかったかな。逆に時間を持て余してしまった。
そんなことで、チェックアウトに向かいつつ、場内の他の施設を見学がてら散歩。







前に泊まったことのあるキャビンも、見違えるような進化を遂げていた!手作りだから、楽しいこと、不便なことが背中合わせなのだけど、利用したことのある施設の、気になってたところなんかが、なるほど!と思わせる改良などされているのを見るとスタッフの皆さんの並々ならぬ情熱を感じずにはいられません。中には「変人?」の域を思わせるこだわりのツボなど発見するに至り、どんな方が手を入れているのか、お顔を拝見してみたくなるような。
いやぁ、一泊二日は短い!とにかく、うちのようにわんこ連れには最高のシチュエーションなので、わんこ共々もう少しゆっくりしたい。一度、わんこOKの広いテントサイトにテント貼ってもみたいし、ドッグキャビンも楽しそう。同じわんこOKでも、施設によって楽しみ方が全く違うので、比べて選ぶより、とりあえず全部、一回ずつ泊まってみる?いやいや、ほんとです?

最後に、スタッフの方から、気になる点、不便な点など正直に書いて欲しいとのことでしたので。
一番感じたのは、ホイールストーヴの使い方かな。焚火料理って、火の加減などかなり難しいから、バーベキューなんかをするのに炭火の代わりにってわけにはなかなかいかない。
ダッチを使うような料理でも、微妙な火加減を要するものはできないしね。薪も、前回は火付きの違う材で、丸太材、板材とあったけど、あれはやっぱり必要かな。いずれにしても炭火を使えるように炭床の網が高さ調節できるようになってると便利だと思います。いや、あくまでもワイルドな焚火料理にチャレンジして欲しい・・そんな声も聞こえてきそうだけど。
あと、焚火と言えばテント内のストーヴね。これは施設の問題じゃなくて、使う人の心得。火付にある程度の時間がかかる。薪の太さや状態にもよるけど、場合によっては1~2時間はみておいたほうがいいかも。テントに団欒を移す前から準備しておくのが得策だと思います。
それと、わんこ。2匹までとなってるんだけど、3匹までにしてもらえると嬉しい。是非お誘いしたいと思う友人が2匹連れのため、うちのと合わせると3匹になっちゃうからという、個人的な事情からなんだけど。

以上、ある程度完成されたキャビンだと、提供されたスタイルを楽しむ感じがあるけど、ハンターテントキャビンは、自分たちで過ごし方を探す、見つける楽しみがあると思います。シンプルな分、アレンジできる余地が多い。5つのキャビンを順番に覗いたら、みんな違った過ごし方をしていそう。今回はそういう意味でも時間が足りなかったな。
それでは!楽しい時間を有難うございました。
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